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iOSエンジニアよるiOSのblog

Swift入門 (2)PlaygroundでHello World!

 第2回ではXcode上のplaygroudという仕組みを使って実行する方法を解説します。

 

playgroundはSwiftの文法をいろいろ試して実行したりできる仕組みで、入力したSwiftのコードがリアルタイムに実行されて画面に反映されます。

通常、iPhoneアプリを作成するためにはコンパイルをする必要がありますので、Swiftの実行結果を確認するためにはコンパイルが完了するのを待つ必要がありますplaygorundではコンパイル無しでSwiftのコードが実行できるため、色々と試行錯誤しながらコードを書いてみたい時などに大変便利です。

 

早速、前回インストールしたXcodeを起動してみましょう。

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Xcodeを起動するとこちらの画面が表示されると思います。

iPhoneアプリを作る場合は「Create a new Xcode project」を選択しますが、今回はplaygroundを使いますので「Get start with a playground」を選択しましょう。

 

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そうするとこちらの画面が表示されます。

「Name」欄はplaygroundファイルのファイル名になります。ご自分の好きな名前を入力してください。

platformは「OS X」と「iOS」が選択できますが、「iOS」を選択しましょう。

 

 

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 playgorundは2列に分かれており、左側の欄にSwiftのコードを記述すると、そのコードの出力結果が右側の欄に表示されます。

上記のコードではstrという変数に代入された「Hello, playground」という文字列が出力されています。

 

この文字列を「Hello World!」に書き換えてみましょう。リアルタイムに反映されます。

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次回はSwiftの変数と定数について解説します。